離脱させない!「休まず接続詞」

こんにちは!

神原智己です。


毎日暑いですね。

夜はゆっくり身体を休ませてください!

そんな中、今回の話し方テクニックは

休まず接続詞


見ただけで疲れちゃいそうな響きかもしれませんが

とても役立つ話し方テクニックなのでおつきあいください。

自分は一生懸命話しているのに、相手が途中で飽きてしまう、

最後まで聞いてくれないと、がっかりしてしまいますよね。

リアル対面で話すよりも動画やオンラインの方が、その傾向が強くでてしまうため、

SNSの発達に伴い、いわゆる「離脱」という言葉まで登場しました。

最後まで人の話を聴いてもらうってハードルが高い・・・そう実感している人も多いことでしょう。

そこで「休まず接続詞」の出番です。このスキルは、相手を

あなたの話から離脱させない効果が絶大で、実際、私はナレーション番組や

ショッピング番組で日々使い、重宝しています。

特に、映像がなく音だけで行動を促すラジオショッピングでは、このスキルなしで、5分30秒という時間をリスナーの皆さんに最後まで聞いていただく自信は、恥ずかしながらありません。

そのくらい強力で、私の武器となっている、しかも誰でもカンタンにマスターできるスキルですから、ぜひ試してみてください。

わかりやすく式であらわすと、

休まず接続詞=文末+接続詞+間(ま)

という話し方です。

つまり、文末の句点「。」のあと、間をいれずに接続詞をくっつけて、接続詞終わりまで休まず、ひとつの言葉のように一気に話すというスキル。

どれだけ伝わり方に差が出るか、今からあなた自身の耳で聞き比べてみてください。

私がショッピング番組で、実際に商品を紹介した原稿を例文にします。

普通の読み方原稿beforeを読んだあと、今度は「休まず接続詞」を使った原稿afterを読んでください。

あなたが、実際に声にだして読み比べるのが一番ですが、

心の中で、声を出すイメージで読んでもOK!

(間)と書いてあるところは、「一拍置く、一息吸う事を目安に、しっかり間をおいて」話してくださいね。

例文1

before:漬け込むときにどうしても「つぶれ」ができてしまいます。(間)

つまり、つぶれ梅っておいしい梅の証拠なんです。

after:漬け込むときにどうしても「つぶれ」ができてしまう、つまり!(間)

つぶれ梅っておいしい梅の証拠なんです。

例文2 ※商品名は仮です。。

before:普通の洗濯槽のお掃除っていうと、お水を一杯にためて、洗浄液を入れてつけ置きして、待つって、時間も水道代もかなりかかりますよね。(間)ところが、この「洗濯槽まっ白セット」は画期的なクリーナーなんです。

after:普通の洗濯槽のお掃除っていうと、お水を一杯にためて、洗浄液を入れてつけ置きして、待つって、時間も水道代もかなりかかりますよね、ところが!(間)この「洗濯槽まっ白セット」は画期的なクリーナーなんです。

いかがでしたか?違いを感じることができたと思います。

ではなぜ、afterの方が、離脱せずに最後まで聞いてくれるのでしょうか?

その理由は

① 相手に、文末で話の終わりを意識させないから

② 接続詞を言ったあと、間をとると、相手は次にどんな言葉が出てくるか、期待するから

結果、相手は最後まであなたの話を聴いてくれることにつながっていくわけです。

さらに、離脱を防ぐ読み方のポイントとしておすすめなのが、

接続詞の最後の一文字を強調して発音するという事。

例えば「つまり」の「り」の一音を

① 強く発音する りっ!

② 伸ばす りー

③ 高い音で発音する り⤴

余裕のある人は、これら3つの発音スキルをプラスして、表現してみてください。

3つのスキルを一音に込めるのではなく、どれかひとつプラスするだけで十分効果を発揮します。

話が立体的に、しかもドラマチックに聞こえて、相手を音で惹きつけるというわけです。

ただし、やりすぎると耳障りとなり、不快な気持ちにさせてしまう事も・・・。

自分の声をボイスレコーダーなどで録音し、聞いてチェックしながら発音を調節するといいですよ。

それでは、オンラインもオフラインも相手を飽きさせず、会話を楽しんでくださいね~♪

神原 智己


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