皆さん、こんにちは！
話し方プロデューサー神原 智己です。
ZOOMなどオンラインでのやりとりに、慣れてきた方も多いと思います。
あなたはいかがですか？
最初の頃は、パソコン操作の仕方や、発言のタイミングなどに気を取られていたけれど
最近は「オンライン」という形式にむずかしさを感じることなく、
「普通にＺＯＯＭ会議やってるよ！」なんて言う余裕がでてきたのではないでしょうか。
となると、自分の作成した資料に対しても、「いたって普通にダメ出し」される事もあるわけです。
その時にふと、感じませんか？
「リアル対面会議より、ダメ出し感が強く厳しい(-_-;)」と。
リモートなので、会議が終わったあとは一人孤独な時間です。
フォローしたり、励ましてくれる同僚もいないと、必要以上に落ち込んでしまう人が増えているようです。
このマイナスな気持ちは、
ダメ出しされた本人だけではなく、ダメ出しした以外の参加者全員に伝わり、
どんよりした気分になってしまう。
オンライン会議の場合、リアル対面よりも、極端に雰囲気が悪くなってしまう場合が
少なくないのです。
なぜだかわかりますか？
例えば、A部長が、Bさん作成の資料に細かくダメ出ししているとしましょう。
A部長の表情は険しく、Bさんは困り顔となるのは当然ですが、
では、この時、あなたの表情はどうなっているでしょうか？
実は、当事者の二人ほどではないにしても、
口元が少し歪んでいたり、眉をひそめていたり、目が力なく半開きで視線が下向きに
なっていたり・・・
居心地の悪そうな表情になっているはずです。
その表情が四角い小さな画面に収まると、マイナス感が強調されて伝わってしまうわけです。
似たような表情が参加者の人数分だけ並び、パソコンの1画面を占領する・・・
想像しただけでも、うんざりしますよね。
しかも！
パソコン画面は、自分の顔の真正面にあるわけですから、
会議に参加しているあなたは、参加者全員の表情が、あなた自身に向けられたもの、
と無意識のうちに感じてしまうというのも、オンライン会議の特殊なところです。
だから、自分事ではないにもかかわらず、まるで自分が攻撃されているかのように錯覚して
イヤな気持ちになってしまいやすい。
これが、オンライン会議の大きな落とし穴なので、ぜひ、
気を付けていただきたいのです。
と言われても、どうすればいいのかわからない。
改善の余地なんてあるんですか？
というあなた、
答えは「Yes」です。
あなた自身が、口角をあげ、しっかり目を開いて参加しましょう！
つまり、決して暗い表情で会議に参加しない事が、良いオンライン会議の雰囲気を作る
最大のコツと言えるのです。
ただし、あなた一人だけではなく、
参加者全員が、前向きな表情をしている方が、何倍も、何十倍も明るさがパソコン画面
から伝わってくる事は、言うまでもありません。
会議の参加者には、あらかじめ、どんな厳しい内容の会議になったとしても
前向きな心が伝わる表情をしよう！
そう伝えておくといいでしょう。
もちろん、気まづい雰囲気になった時だけでなく、
オンライン会議では特に、はじめから「明るく機嫌の良い表情」で参加する事が
大切です。
その後の会議を明るく前向きな雰囲気にしていくのは、
発言者の話の内容より、むしろパソコンに真正面から映し出される
参加者全員の表情です。
このことをしっかり意識して参加すると、オンライン会議が、もっと好きになりますよ！
それでは、また次回、ぜひおつきあいくださいね。＾＾
神原 智己より。
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愛猫「ぴく」はこの表情でも機嫌が良いです。(笑)