こんにちは!
話し方パーソナルコンサルタント
神原 智己です。
12月は、今年中にご挨拶を!というわけで、
仕事関係の方・友人・知人に、久しぶりに会う機会も多いのではないでしょうか。
会って最初の一言といえば
「お元気ですか?」がスタンダードに使われていると思います。
でも、もっと、会った瞬間から楽しい雰囲気になる一言があるんですよ。
ちょっとした言い換えです。
✖お元気ですか?
◎お元気そうですね
「お元気そうですね」の方が、相手が喜び、話も弾みやすくなるので
おススメです。
その理由を説明しますね。^^
まず、「お元気ですか?」のデメリットは、相手が、悩みを抱えている場合、
「いいえ、元気じゃないんですよ。」と本当の気持ちを言い出しにくい点です。
初っ端(しょっぱな)から、自分のマイナスな状況を伝えるのは、
嬉しい再会の場に、水を差してしまうようで気が引けてしまうでしょう?
「まぁね」「ぼちぼちです」など、どっちつかずの、ぼかした表現になってしまうか、
社交辞令と割り切って、「元気ですよ。」と笑顔でこたえる事になります。
つまり、久しぶりの再会で「お元気ですか?」の、とっさの一言は、
相手の心に負担をかけてしまう心配があるのです。
一方、「お元気そうですね」は違います。
「お元気ですか?」が質問であるのに対し、相手の印象を言葉にした、自分の感想です。
「お元気そうですね」はプラスのイメージの言葉ですから、褒められているようで、
相手は嬉しくなります。
例えば、入院している友人のお見舞いで、「元気?」の一言は、相手にどう感じられるでしょうか。
そもそも、相手は、どこか身体が不調なため、入院しているのです。
リアクションに戸惑ってしまいますよね。
「元気そうに見えるよ」に言い換えると、相手はどのように感じるでしょう。
重症など、痛々しい状況ではない限り、自分が回復しているように感じられて嬉しいですし、
退院に向けての励みになったりします。
久しぶりに会った人には「お元気ですか?」ではなく、
「お元気そうですね。」「元気そうに見えますよ。」など、プラスの印象を伝える言葉に
言い換えてみませんか?
相手は嬉しくなり、明るい雰囲気で会話がスタートします。
忙しい12月は、出会った瞬間から盛り上げて、時間の無駄なく
おしゃべりを楽しみましょう!
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