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こんにちは!
話し方コンサルタント 神原智己です。
2022年が明けて、どんな毎日ですか?
1月は、職場やコミュニティ内で、年初の挨拶など
何かと人前で話す機会が増えますよね。
そんな中、「○○の会」など、タイトルがビシッと掲げられ、大人数の前で、
話さなくてはいけない時もあるでしょう。
緊張して当たり前、そんな会での挨拶です。
台本や原稿を暗記して、本番に臨んだにも関わらず、話している途中で忘れてしまったり、
話す順番を間違えてしまうと、動揺が激しくなってしまいますよね。
瞬間、頭の中が真っ白になり、その後の話が支離滅裂になってしまった経験はありませんか?
ピンチに陥ったら、とっさに次の言葉を言って乗り切りましょう。
「式典のタイトル」 です。
「さて、あらためて今日は、第○回△△の会に出席させていただいているわけですが、」
のように言葉にします。
あとは、思いつくまま、言葉にしてください。
これまでの話の流れを気にすることなく、違和感なく受け入れてもらえます。
というのも、式典のタイトルを言う事によって、話を仕切り直す雰囲気が
聴衆に伝わるからです。
また、もう話を終わらせたいと思ったら、
「式典のタイトル」+「一番伝えたい事」
で話を締めます。
「さて、あらためて今日は、第○回△△の会に出席させていただいているわけですが」
+
「私が一番お伝えしたい事は、これまで支えてくださった皆さんへの感謝の気持ちです」
などと伝えたあと、「これからも、どうぞよろしくお願いいたします」など、
締めの言葉で挨拶を終えることができます。
これなら、用意してきた話の流れ通りに言葉がでてこなくても
聴いている側には自然に伝わり、問題ありません。
実は、このテクニック、ラジオ番組でフリートークをする時に
欠かせない言い回しを応用したものなんですよ!
この場合、「式典のタイトル」ではなく「番組のタイトル」となります。
ラジオを聴いていて、
「お送りしています、○○ワイド。続いては天気予報です」などの言い回しを
一度は耳にしたことがあるでしょう。
特に長時間の番組の場合、メリハリをつけて、飽きずにきいてもらう必要があるるので
「番組タイトル」を、話が切り替わる合図として言葉にします。
ですから私は、特番などで番組タイトルが長い時や、正確に伝える自信がない時は
必ず、番組タイトルを書いた紙を目の前に置いて、
とっさに言えるように準備していました。
ラジオ番組では、それほど重要な一言ですが、このテクニックが日常
人前で話す時に応用できることに、ふと気付いたのです。
●●● まとめ ●●●
話している途中で、頭の中が真っ白になった時は
■「式典のタイトル」を言葉にして、仕切り直す
■「式典のタイトル」+「一番伝えたい事」で話を締める
このテクニックで乗り切りましょう。
2022年は、人前で話していて、頭の中が真っ白になったとしても、
大丈夫。
理由をさらに付け加えるならば・・・
あなたが話そうと思っていた原稿を、他の誰も読んだことはないのです。
用意してきた事と、まったく違う内容や、表現になってしまったとしても
誰も気づく事はありません。
だから、「間違っている!」なんて焦る必要は全くないんです。
今年一年、あなたのスピーチで、あなたの想いが、
相手の心に届きますことを願っています!
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