【初対面の人を信じる勇気】
こんにちは!話し方プロデューサー神原智己です。
ビジネスの世界ではこういわれることがしばしばあります。
人が何かを選択をする基準はふたつです。
① 損をするか得をするか。
② 好きか嫌いか。
この基準、実は「つきあう人」を決める時にも、
あてはまるそうですよ。
「自分にとって都合がよく、利益があり、しかも、
なんとなく気が合う人」であれば
すぐに、繋がりたいと思う、というわけですね。^^
それはそうですよね!(笑)
実益もあり、ストレスを感じない人との人間関係なら、
とくにビジネスではウェルカム状態でしょう。
でも、ふと孤独を感じる時ってありませんか?
「果たして自分は相手に理解され、信頼されているんだろうか。」
そんな不安です。
人間なら、だれしも心のコップというものがあると考えてください。
そのコップには、「自己承認」(自分で自分を重要な存在と認めたい)と
「他人からの承認」(他人から自分の事を重要な存在と認めてほしい)
という二つの欲求がはいっていて、
人は、この二つの欲求をコップになみなみな状態まで満たしたい!
と願っている「生き物」なんです。
特に、「他人からの承認」を渇望しているものなんですね。
(心理学者 ウィリアム・ジェームスより)
ですから、いくら「自分にとって」都合の良い人を集めたとしても
「相手にとって自分は重要な存在だ。必要とされている、
好かれているんだ!」
そう実感できないと、健全な心を保てない➡孤独感、不安を感じてしまう、
というわけなんです。
そんな不安定な心の状態をなくすためには、普段から、
話し方を工夫する事がとても重要です。
この場合、上っ面のスキルだけでは、メッキがすぐにはがれてしまうので、
「心の持ち方」から変えていく必要があります。
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初対面の人を信じる心
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鍛えるべきはコレです。
初対面の人を「品定め」「疑心暗鬼」している心は、
表情や言葉、声にすぐにあらわれます。
相手に「品定めされている」「疑われている」
と伝わってしまったら、
心を近づけることはできない➡信頼関係を築けない。。。
ですから、自分から相手の懐に飛び込んでいける心を
鍛えていただきたいのです。
目の前の人を信じて、
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相手の魅力的な部分を探し、それを言葉にする。
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これを実行してみてください。
ウソのない、あなたの誉め言葉は、
相手と心を近づけます。
(とはいえ、ビジネスの場合、詐欺にあったら困りますので、
契約など重要なところは、保留にしておいてくださいね。)
一方、「損得で人を選ぶ」という基準で、人脈をつくってしまうと、
何か問題が起きた時に、関係は壊れ、困ったときに助けてもらえません。
例えば、昨今のコロナウィルス問題でビジネスが立ち行かなくなってしまっている
方々がたくさんいらっしゃいます。
状況が状況なだけに、なすすべもないという場合が多いかとお察し致します。
ただそんな中でも、普段よりお客さんは少ないとはいえ、
訪れてくれるお店も、結構あるんですよね。
報道されていないだけで。
それはやはりお客さんとの信頼関係をしっかり
構築しているから。
「あちこちは行けないけれど、あそこのお店だけは、行きたいなぁ。」
「お客さんが少なくて困っているだろうなぁ。様子みてこようかな。
元気づけてあげられればいいんだけど。」
そんな風に思っていただけて、お客さんが顔を出してくれる
というわけです。
世の中がコロナウィルス関連で一変してしまった今、
あなたも、あらためて「1対1でしっかり向き合う『対話』」が、
どれだけ大事なことか、
気づいているのではないでしょうか。
・あなただから、力になりたい。
・あなただから、一緒に仕事をしたい。
・あなただから、ついていく。
「たくさん」にこだわる必要はないんです。
顧客リストも、「数」ではなく「質」の時代。
IT革命が起きている今、広めたい事業を拡散したところで、ブームが去ったり、
悪いウワサがたてば、消え去るのも早いです。
「初対面の人を信じる心」を鍛え、ゼロから強い絆を作っていきましょう。
そのための「話し方、接し方」。
豊かな人生は、ここからはじまります。
■編集後記■
近所の額縁屋さんの庭先アート!
春色の犬が登場したと思ったら・・・
次の日は、ボールも出現!
前足で蹴り始めました(笑)
お客さんを明るい気持ちにしたい!という
お心遣いですね。
ファンがしっかりついている、小さな額縁屋さんです。
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