部下に号泣されず、注意できる「話し方」

 

こんにちは!

「会話の質」を上げて、人生を豊かに楽しく生きる専門家、神原智己です。^^

GW明け調子はいかがですか?

お仕事再開!アクセルを踏みたいところかとお察ししますが、

さっそく知人のBさん(男性)から「コミュニケーションって難しい・・・」

こんなお話を伺いました。

Bさんは、自分の部下の女性Cさん(長年働いている)に注意したところ、号泣されてしまったと困り顔。

「この春入社した新入社員さんに対する、Cさんの言葉遣いが鋭すぎるので、もう少し、言い方を考えてほしい」という内容で注意しました。すると、号泣されてしまった・・・とか。

言葉遣い、口調がまずかった・・・と反省していらっしゃいました。

さて、

あなたは、どう感じましたか?^^

注意した相手に泣かれてしまうと、そこで話は「ジ・エンド」。

残念なことですが、意外と、あるあるなケースではないでしょうか。

 

また、一度このような事が起きてしまうと、次回

「注意しなければならないけれど、泣かれてしまっては困る・・・」

注意したくてもできない「ジレンマ」に悩んでしまうことになりますよね。

 

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そこで、私からの提案です。

相手に受け入れてもらえる注意の仕方・話し方の「極意」は・・・。

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相手のプライドを傷つけない話し方

 

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です。そのために、こんな言葉を使ってみましょう。

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普段の〇〇さんと違うように感じるよ。

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この声掛けは、信頼関係を壊さずに、注意・指導しやすくなる言葉です。

まずは試しに使ってみてください。

また、注意・指導する話の流れとして、

次の5つのステップをおすすめします。

 

①    普段の相手を認めてあげている事を、まずわかってもらう。

②    まちがった態度は、「今だけ」というニュアンスで伝える。

③    なにがまちがえているのか、どこを改善してほしいのか、具体的に伝える。

④    なぜ改善してほしいのか、理由を伝える。

⑤    普段の仕事ぶりをほめる。

 

 

以上、5つの項目の中で、相手にとって耳が痛いのは、2つだけです。

他の3つは、相手の「普段」を認め、評価している内容です。

 

このバランスなら「耳が痛い」言葉も相手は、「聴く耳」をもってくれるはずです。

 

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Bさんの事例でいうと、

①    & ② どうしたの?普段のCさんと違うような感じだったなぁ。

③    新入社員へかけた「××という言葉」を「○○という言葉」に変えてほしい。

④    新入社員は、そのような指摘のされ方の方が、抵抗なく、早く仕事を覚えてくれると思うから。

⑤    いつも、若い人たちへの指導、Bさんのおかげで助かっているよ。ありがとう。

 

このような流れで注意、話してみてください。

きっと、号泣どころか、真剣な顔で聴いてくれるでしょうし、Cさんなりの「言い分」も

出てくるはず。新入社員対策は、Cさんだけではなく、チームで解決しなければならない問題だったという気付きもあるかもしれません。

 

GWが終わり、新入社員ひとりひとりの個性もわかってくる時期です。

ありえない行動に、つい叱責してしまう事もあると思います。

そんな部下・同僚には、ぜひ、5つのステップを思い出して、言葉を選びながら話してみてくださいね!

 

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photo/ Y.K 

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