「好きな仕事だけど、向いていない・・・」を克服する方法

こんにちは。 神原智己です。^^

あなたは、今の職業、立場が、自分に合っていると思いますか?

  先日、ある方が、

「 短腹なのに、人をまとめるのが好きなんだよね。」

(短腹とは、気が短い、という北海道の方言)

苦笑いしながら、ぽつりと一言。

自営業の男性です。

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 彼の一言に、どんな戸惑いが込められているのか、

あなたも、おわかりでしょう。

《人をまとめる仕事が好きで、やっている。

その際、いろいろなタイプの人がいるのは、頭ではわかっていても、

「違うな」と思う人の言動に、イライラしたり、怒りを覚えやすい 》

・・・・・ このような状況を表現したのが「短腹なのに、人をまとめるのが好き」。

なんだと思います。

 

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好きな仕事や立場についている(つきたい)けれども、

自分の性格は、向いていない(かもしれない)、困ったな・・・・

あるあるです。^^

ぜひ、乗り越えたいお悩みですよね。

 

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まず、本当に、「向いていない」と感じるなら、それは大きなストレスになります。

車に例えて言うならば、アクセルとブレーキを同時に踏みながら、仕事をしている

ようなものだからです。

「仕事を進めていく!」という前向きな行動 アクセル

「前向きな行動を、阻害するような、マイナスな感情」 ブレーキ

当然、車には大きな負荷がかかり、故障しやすくなってしまうでしょう。

人間も同じです。

アクセルとブレーキを同時に踏みながらの仕事は、心身が疲弊し、病気になってしまう

リスクが高くなります。

そこで・・・・・・

 

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 「クラッチ」を、活用してみましょう。

クラッチの意味は、「回転を伝達・遮断する装置」です。

  伝達を人間の行為に例えると、「やりとり」「会話」・・・

まとめて「コミュニケーション」とも言えるでしょう。

つまり「アクセル」を踏んだとき、それがうまく行動につながらない「ブレーキ」が

かかる時は、その落差を緩和し、ゆっくり行動につなげていくクラッチ=コミュニケーションを

うまく 利用してみましょう。

 

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具体的には・・・

 あなた自身が、ひとりでアクセル、ブレーキ、クラッチをうまく操作できるなら、ベストですが

人間は、完璧な存在ではありません。

ですから、あなたに欠けている部分を補ってくれるパートナーを、つくりましょう。

仕事がすすみやすくなります。

車にたとえると、「カックン」運転やエンストしてしまう進み方ではなく、なめらかに発進、進んで目的地に到着、

静かに停車。

快適ドライブですね。

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 冒頭の「短腹なのに、人をまとめるのが好き」な男性(Aさんとします)の場合、

クラッチ的な役割の人、二人とチームを組むと、うまくいきます。

 クラッチ: 細かい分析が得意、理論的な人 

 クラッチ: 人の気持ちに寄り添うのが得意な人 

 

Aさんが、自分の意志を相手に伝えるが伝わらない→ クラッチ①さんが、Aさんの意志の詳細を、わかりやすく

相手に伝える→ 相手はAさんの意志を理解する。同時に、Aさんの意志に対して、不満や疑問が生まれる→

クラッチ②さんが、相手のネガティブな感情を、くみとってあげて相手の気持ちによりそう。

→相手は、Aさんの意志を受け入れる態勢になる。

 

このように、Aさんは、3人でチームを組んで、相手に意志を伝えていくと、伝わりやすくなります。

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「好きな仕事だけど、向いていない」

そう思うときは、案外、誰にでもあるのではないでしょうか。

そんな時は、自分自身だけの問題と考えず、

他人の力を借りる事。

「ちょっと力を貸してくれない?」

まじめで、頑張り屋さんな、あなた、言えていますか?

この一言が、きっかけで解決する事は、きっと、たくさんあるはずです。^^