こんにちは!神原智己です。^^
毎日暑い東京ですが、あなたのところはいかがでしょうか。
上司、目上の人から、「暑気払いだ、飲みに行くぞ―!」
必ずと言っていいほど、声をかけられる人って、いますよね。
こういう人は
「あいつ、(あの人)可愛がられているよねー」
と表現されることがあります。
そして、上司や目上の人から「可愛がられる事」を目指す人も多いです。
一方、上司や目上の方々で、「あいつを(あの子を)可愛がっている」と
なんのためらいもなく、言う人がたくさんいます。
さて。
あなたは、「可愛がられたい」ですか?^^
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実は、若い世代であればあるほど、「可愛がられる」という表現に抵抗を
感じる人が多くなってきました。
私の周囲での反応は・・・
「可愛がるって、何?子供や、ペットでもないのに。」
「可愛がられる私って、子分?」^^;
これらの言葉に、「あぁ~確かに。 わかるわぁ。」
思わず頷いた方も多いのではないでしょうか。
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今は、「目上の人に可愛がられる」よりも、
「目上の人に認められる、高く評価される」という方が、しっくりくる感覚。
喜びを感じる風潮です。
そこが認められずして、「可愛がられる」のは、逆に違和感すら覚える場合もあるので、
いわゆる「目上の人」は、気をつけたいところです。
あくまでも、職場、組織の中での話です。
なぜ、価値観がこのように変わってきたのでしょうか。
昔は、社会が一般的に「年功序列」思考。
年齢が上の人ほど、経験豊富で、学ぶべきところが多い。
今も、もちろんそうです。そうではありますが。
一方で、入ってくる新人の方が、上司より、確実にデキる事がある。
「IT機器の取り扱いや操作」です。
しかも、このIT全般、パソコン操作の出来不出来が、仕事の進み具合を大きく左右するので
エライ上司も新人さんに頼らざるを得ない事態になってきています。
「わからない事は、なんでも、上司、目上の人に相談 」神話の崩壊です。
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加えて、若い世代の教育では、人の地位よりも
「個人の意見」を尊重。話しあいによって、物事が決められていきます。
「先生だからエライ、正しい」神話の崩壊です。
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このような背景から
「可愛がってもらっている」という表現は、誉め言葉とは言いにくい現状です。
「自尊心」の満たされる言葉かけは、時代によって変わります。
特に時代が急変している過渡期の今、その都度、普段使っている「言葉」を
再チェック!
相手の価値観に相反する「誉め言葉」を遣っていないかどうか、
敏感になる事が、日々のコミュニケーション、人間関係を作っていく上で、
とても重要です。
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「可愛がってもらってるね~」 「自分が可愛がっている子なんですよ」
アウトではありませんが、取扱注意。
仕事関係の環境の中、誉め言葉としては、ボーダーライン。
認識しておくと、安心です。
仕事関係、人を紹介する時、される時、あなたは、どんな言葉を遣っていますか?^^
有楽町ガード下にて。
photo/ Y. K