こんにちは。神原智己です。^_^
あなたは、相手の 喜怒哀楽を、どれだけ正確に感じ取っているでしょうか。
そして それを言葉にして、
会話しているでしょうか。
あなたの表現した「感情をあらわす言葉」が、
相手にピタリとくるものであれば、
相手との人間関係が、とても良い状態になっていきます。
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最近、面白い事がありました。
以前、このブログで書いたように、(過去のブログ一覧から、4月25日付け)私の日課の一つは、、、
夜、眠りにつく前、隣の息子に『 今日、1番嬉しかった事は何?』と聞いて、ポジティブな気持ちにさせてから、寝かせる、という事なんですね。
息子小3も、なかなかお気に入りのようで、
続けています。
そんな中、
「今日、1番楽しかった事はなに? 」と聞いた私に
息子は、すかさず指摘しました。
「嬉しかった事なんじゃないの?」 と。
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まぁ、うっかり、「嬉しい」を「楽しい」という言葉に置き換えてしまった私です。
この息子の指摘を聞いて、
嬉しい、楽しいの違い、そこまでこだわる?
そう、あなたは、思いますか?
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以下、息子のこだわりです。
その日、理科の時間。
クラスで育てていた「蚕の幼虫」を観察しました。
一人につき、一匹割り当てられ、
世話をしていた、自分の蚕を見たところ……
なんと、白い繭を作っていたそうです。
とても綺麗な繭で、幼虫が育てたとは、
思えないほどだったとか。
今まで大切に育ててきた幼虫が、
そんなに凄いものを作るまで成長してくれた…
だから
『 とっても、嬉しかったんだよ!』
たどたどしい、息子の説明をわかりやすく
整理すると、どうやら、こういう事のようです。^^;
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「嬉しい」も「楽しい」も、 ポジティブで、好ましい感情と、ひとくくりにしてしまう事は、
よくある事です。
しかし、
話のストーリー、流れを詳しく聞いてみると、
「嬉しい」と、「楽しい」は、明らかに違う!
という事に出くわす事があります。
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例えば、
お子さんが成人式をむかえ、感無量の時は、
やはり、「嬉しい」ですよね。
一方、友人の結婚式に出席する時は
「嬉しい」「楽しい」 混在しているのではないでしょうか。
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このように、相手の感情を代弁する時は、
どのようなシチュエーションなのか、
その相手の話の背景に、どのようなストーリーが
あるのか、よくよく聞かないと、
「あれ?その感情と、ちょっと違うんだけどなぁ。」という事、
実は、あるあるなんですね。
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相手の感情を、代弁する時に、気をつけて推測してみる事が大切です。
そして、その言葉が、もし、
相手にとって、どんぴしゃりな感情だったら……
相手は、あなたを、より深く信頼してくれるように
なります。
会話する時、ぜひ、意識して見てください。
私のコミュニケーション講座では、そのやり方を
人間関係を築く会話の極意の一つとして、
受講者の皆さんと共有しています。
感情って、微妙なものです。
それを念頭に会話するだけでも、
相手との人間関係を、よりよく築くことが
可能になりますよ。^_^