「相手が好きな言葉」で、ヤル気にさせる!

こんにちは。神原智己です。 

あなたは、甥っ子さん、姪っ子さんに、自分の事を

なんて呼んでもらっていますか? 

おじさん、おばさん、ではなく 

「〇〇ちゃん」「〇〇くん」など、名前で呼んでもらっている 方、多いと思います。

私の場合、いまだに「さとみちゃん」です。笑 

「おばさん」と言われるより 

「さとみちゃん」と言われた方が、若々しくて、 

嬉しい気持ちになるからです。 

そして、さとみちゃん、と言われると、つい、何か買ってあげたり、お小遣いをあげたくなります。 笑

 このように、人は、「自分の好きな言葉を使ってくれる人に、親しみの気持ちを持ったり、信頼して、何か働きかけたくなる傾向がある」ようなのです。 

 無意識に行っているでしょうから、気づきにくいかもしれません。しかし、これは、コミュニケーションにおける非常に有効なスキルとして、心理学的観点からも重要視されている事です。

以下、日常生活のコミュニケーションで、役に立つので、ぜひ、実践してみて下さいね。^_^ 

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まず、相手が、よく使う言葉(好きな言葉)から「価値基準」を推察する作業が必要です。 

「価値基準」とは、相手の「どうしても譲れないもの」「最も大切にしていること」です。心が動くきっかけであり、行動を起こさせるキーワードでもあります。その、「相手にとって、しっくりくる言葉」=「影響言語」で会話してみましょう!

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相手は、A.「目的思考型」なのか、B.「問題回避型」なのか、推察します。

Aは、目標やゴールに向かう事でモチベーションが上がる人。

Bは、落とし穴を避けて 、「しまった!やっちゃった!」とならず、手堅く事を進めていく事で、ヤル気が出る人。

例えば、喜ばしい入学式に出席される親御さんが、

着ていくスーツを選んでいて、あなたがアドバイスするというシチュエーションを想像してみて下さい。どんな言葉かけが受け入れられやすいのか、考えてみましょう。

A「目的思考型」の親御さんには→ 「このスーツは、とてもお似合い。立派な記念写真が撮れて、素敵ですよ。」

B「問題回避型」の親御さんには→「この スーツは、入学式という場にふさわしい、キチンとした雰囲気が漂って、素敵ですよ。」

A.Bの違い、使ったキーワードから、おわかりでしょうか。^_^

Aの親御さんは、素敵な装いで入学式に華を添えたい。 気持ちを盛り上げ、良い思い出を残したい。

Bの親御さんは、周囲の出席者のトーンに合わせ、

悪目立ちしないように、気をつけたい。 

……… このように、それぞれ入学式に出席する際、「服装で大切にしたい事 」のタイプが違うのです。

ですから、アドバイスする側も、そこを押さえて スーツのデザインを選び、かつ、

それぞれに有効な「影響言語」を使うと、すんなりお気に入りの1着が決まりやすいというわけです。

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相手がA「目的思考型」か、B「問題回避型」どちらなのか、昔ながらの仲なら、割と分かりやすいですよね。

出会って間もない相手なら、いくつか質問して、 

A.Bどちらのタイプなのか、判断していきます。 

これがわかれば、仕事、趣味、レストラン選び、相談事…いろいろなシチュエーションで、相手が納得して、気持ちよく行動してくれるようになります。 

もちろん、練習が必要で、トレーナーからのエクササイズがあればベストですが、意識してコミュニケーションをとるだけでも、かなり違いますよ。^_^

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先日、桜🌸ネイルをした私。 

A「桜の季節に、桜ネイル、目をひきますね!お似合いです。」

B「派手にならない、和の雰囲気の桜ネイル、素敵ですね。」 

どちらも嬉しい言葉かけですが、

心が動くのは、私の場合、Aの方かなぁ。

あなたは、どちらの言葉かけが、より、嬉しいですか?「目的思考型」「問題回避型」、どちらか自覚して、いろいろなシーンへ応用し、自分のモチベーションを上げる!という使い方もオススメです。^_^