こんにちは。神原智己です。
先日、映画「キングコング」を観に行きました。
素晴らしいエンターテインメントに、感動、
心から楽しめたのは、もちろん、
違う意見を持った人達が、対立せず、見事に
チームとして現状を前進させていく…そのコミュニケーション能力に、さすが、アメリカ映画!
心の中で拍手を送りました。
他民族がひしめき合うお国柄上、グループ、地域、社会を動かす術なんでしょう。
これは、日々私達が遭遇しやすい、不快感だけが残る残念な会話、一向に進まない会議…日本人に必要な能力だな、と、あらためて思いました。
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映画キングコングの例で言いますと、
特殊チームの人間達が、キングコングはじめ、その他のアンビリーバブルな巨大生物達と対峙します。
その特殊チームメンバーの、普段の立場が、それぞれ極端に「特殊」。^^;。軍人、地質学者、報道カメラマン、冒険家…
ですから「キングコング」 を、どう扱うべきか、考え方も、それぞれバラバラです。
なのに、口論が暴走するシーンが、ほぼない!
この点に、私は驚きました。
日本映画「シン・ゴジラ」と大きく違う点ですね。
(シン・ゴジラは、その混沌とした話し合いが、面白かったんですが。^_^)
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さて。
あなたは、ツイッターなど、SNSでの、雰囲気のよろしくない、やりとりを、目にした事があるでしょうか。
例えば「保育園落ちた」問題に関して、2人の見知らぬ人同士が、延々と口論しあっていたり…。
原因は、「意見が違う」事だと思いますか?
それはもちろん、あります。
でも、もっと大きな原因は、お互い
「相手の意見が、いかに✖️なものであるか、否定し続けている」事でしょう。
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つまり、相手の意見が、ダメな理由を、いかに理論立てて
伝えても、相手に、伝わりにくく、話し合いが
決着しにくいのです。
たとえ、あなたの意見が、筋道通っていたとしても、です。
というのも、相手の意見も、同じように、それなりに論理的に成立する場合が多いんですね。
弁論大会が、盛り上がる理由の一つなのでしょう。
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では、どうやって、相手と違う意見を提案すればよいのか……。
1番大切なのは、相手の意見に、うなづく事です。
「なるほど。あなたのような考え方もあるんですね。わかりました。」
謙虚に、心から、承認しましょう。また、その事を言葉でキチンと伝えましょう。
「そうですね」「わかりました」など。
次に、
相手が、あなたの様子に、ある程度納得した事を
確認して下さい。(相手が激昂している時は、とにかく、それが鎮まった事を確認できるまで、 承認し続けて下さい。)
確認できたら、初めて、あなたの意見を言いましょう。
その際、絶対に、「相手の意見を否定しない」。
これが重要です。
あくまで、「自分の考え、想い」というスタンスで。 「私は、こんな風に思うんですよ。」
誠実な気持ちで、相手の目をしっかり見ながら、穏やかな口調で、伝えて見て下さい。
「この話し合い、喧嘩ごしになりそうだなぁ〜。」
そんな時は、ぜひ、この事を思い出していただけたら、嬉しいです。^_^
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では。
お待たせしました。
開演です。
「キングコング 髑髏島の巨神」
お楽しみ下さい。^_^
映画鑑賞の後は、優しい桜がお出迎え。(渋谷)