STAY HOMEが楽しくなる会話のコツ

こんにちは!

神原智己です。



先日インスタグラムをみていたら、こんな言葉が目に入ってきました。




「家族以外の人と濃厚接触したい」



ちょっと刺激の強い響きのように感じましたが、
気持ちはわかります。



まぁ、家族2人なら夫婦。

3人以上なら、夫婦+子供+親



こんな家族構成が多いかな?




思い返してみてください。

一日の大半を、同じメンバーと同じ空間の中で、

寝食を共にするようになってから

あなたはどのくらいの日数がたったでしょうか。





大なり小なり、言い合いになったり、気まづくなったり、

重たい空気感にエネルギーが吸い取られる・・・

そんな思いをしている方は多いと思います。





家族という、自分に一番近い存在のメンバー構成の場合、

それぞれ誰がどんな性格で、どんな価値観を持っているのか、

熟知していますよね。




ですから、

「反対されるのは、わかっているから、あえて言わない」

「同じ問題で、やっぱり、ぶつかりあってしまった」

「またしても、ああ言えばこう言われた」






こんなシーンの繰り返しにうんざりしてしまうわけです。





そんな時、コミュニケーション系の本などに書いてある

解決策といえば、




「聴き上手になりましょう!」




よく見かけませんか?



例えば・・・
●相手が話し終えるまで、しっかり聴くこと。

途中で自分の話を、はさまない!



●相手の目をしっかり見ながら聴いて、

相手の話に、興味があることが伝わるようにしましょう。



●相づちをうちながら聴きましょう。






などなど、あなたも一度は読んだり聴いたりしたことが

あるでしょう?




もちろん、これらのスキルは「聴き上手さん」になるために、

必要不可欠な事です。



でも、私が、あなたに「聴き上手」を目指しましょう!とご提案

する前に、お伝えしたい大切な事があります。

それは



●〇────────────

24時間、聴き上手じゃいられない!

───────────●〇

って事なんです。(笑)





まずは、開き直りましょう!



その理由は、

「呼吸」にたとえて説明しますね。





「聴く」行為は、相手の言葉・感情をインプットするので、

「吸う」行為としてイメージしてください。



一方、「聴く」の対極にある「話す」行為は、

自分が外(相手)へ、言葉・感情をアウトプットするので、

「吐く」行為としてイメージします。



もうおわかりになりましたか?^^



呼吸=吸う&吐くは、セットで行われないと

健全な身体を保てませんよね。

それと同じように、

「聴く」&「話す」もセットで同じくらいにできていないと、

人は、健全な精神を保てなくなってしまうのです。






さぁ、コロナの影響で行動を自粛される前の

あなたの行動を、振り返ってみてください。




あなたが「聴く立場」になるコミュニティと

「話す立場」になるコミュニティ。

それぞれあったのではないでしょうか。






例えば、上司やお客様の前では、「聴く立場」

仲の良い友人たちの間では「話す立場」などです。






それが、STAY HOMEになると、どうでしょう。

あなたの立場は「聴く」「話す」のどちらかの役割に

偏りやすくなっていないでしょうか。



あるいは、最初の方でふれたように、相手の考えを先読みして

会話を放棄してしまう事はありませんか?

呼吸が止まってしまうと、苦しいですよね。



このような事が

STAY HOME中にストレスがたまる大きな要因だと

私は考えています。






では一体、どうしたらいいの?





答えは簡単!






まずは、相手の話しをたっぷり聴いてあげる

「聴き上手さん」になってください。

目安は、相手が満足気にみえるまで。

呼吸で言えば、相手を吐き切った状態にさせます。






逆にあなたは、めいっぱい吸い込んだ状態になっていますよね。

ですから今度はあなたが「吐く番」です。



この「吐く前」に、絶対外してはならない、大原則があるので

必ず守ってください。相手に次の言葉を伝えて承諾をもらうのです。






「あなたの言いたいこと、よくわかったよ。

じゃあ、今度は、私の話も聴いてもらえる?」







こんな風に、自分が、

●〇────────────

聴く側から、話す役割になるバトンタッチの予告

───────────●〇

をすること。






これがとても重要です。

この「話し手になる予告」をすると、

相手は面白いくらい素直に、あなたの話を聴いてくれます。






もちろん、まずは、あなたが相手の話を聴く段階で、

しっかり「聴き上手」さんとしての

役割を果たしている事。これが大切な条件ですよ!





家族にはじめて

「今度は私の話をきいてくれますか?」

と言うのは、少し勇気が必要かもしれませんが、

ぜひ、試してみてください!




あなたが相手の話を、誠心誠意聴く態度が伝われば、

近しい関係の家族だからこそ、

「いつもと違うな」

あなたの変化に敏感に気付き、嬉しくなります。

そして、そのお礼として、あなたの話もしっかり

聴いてくれるというわけです。






人間は、自然に呼吸ができると健康でいられるように、

自然に「聴く役割」「話す役割」を交代しあえるようになる

家族の関係が、長時間、居心地よくスムーズになります。





まだまだ続くSTAY HOMEを、ぜひ、こうした会話の工夫で

楽しく過ごしてくださいね!



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