こんにちは!
元気におうち時間、過ごしていますか?
私の場合、案外、快適でして。
これまで、常にできていない物事に対するストレスと戦っていましたが、
今のペースがちょうど良いくらいになりました。
やれていなかった事の一つが、このブログですよ。(笑)
さて。
私の話し方トレーニング本講座の生徒さんが、
興味深いことを語ってくれました。
「実は、先日古内東子さんの曲を偶然聴いて、中学時代聴いていた、
神原さんのラジオ番組『アタックヤング』を思い出したんです。
神原さん、エンディングの曲にしていませんでしたか?
古内東子さんの曲を聴きながら、
『そういえば、神原さんって今、どうしているのかなぁ・・・』
と思って、ネットで調べたら、ホームページが出てきて。。。
ちょうど仕事で話し方を変えたいな、と思っていたので、
講座に申し込んだんです。(笑)」
凄くないですか?この流れ。
今は、経営者として独立。ご活躍されていて、「中学生だったリスナーさんが、
こんなに立派に成長されたんだ」と、とても感激しました。
この話、美談として終了じゃなく、ココからが伝えたい事なので、
もうちょっとお付き合いくださいね。
テーマは、「音」のチカラです。
よく、音楽と、その時きいていた頃の思い出はリンクする、
といいますよね。
私もそうです。洋楽の「テイクオンミー」なんて、
ちらっとでも聞こえてこようものなら!!
セーラー服姿で盛り上がった高校時代の文化祭・・・
ワクワク感へと、すぐにタイムスリップ。
涙が出そうになります・・・
音は、鼓膜だけではなく、心まで震わせるんですね。
そして、小説家の谷崎潤一郎氏は、こんな内容の事をつづっています。
音は、鼓膜という皮膚を振動させて人間に伝わる。
聴覚だけではなく、触覚をも刺激する。
だから、視覚よりも、長い年月、記憶に残るのでしょう、と。
(意訳)
確かに・・・そうかもしれないな。。。思い当たる節、ありませんか?
特に、今は、なるべく人と接しないよう、
世界中の人が「皮膚接触」する機会を、奪われています。
握手したり、背中をそっと撫でたり、ハグしたり・・・
「触覚」で満たされる安心感、親しみ、好意、あたたかみなどが、感じられなく
なってきています。
そんな中、「音」だけは、許される「皮膚接触」と
言えるのかもしれないんですよ。
最近、「テレビを消して、ラジオを聴いています」という投稿をSNSで
よくみかけるようになりました。
奪われた皮膚と皮膚のふれあいを、補うかのように
私たちは、心地よい「音」を求めているのかもしれません。
ご提案です。
「映像」よりも古いイメージの「音」ですが、今こそ立ち返って、
音楽や言葉が流れてくるラジオを、
もっともっと生活に取り入れてみませんか?
行動を制限される巣ごもり生活を、
ゆったりと安定した心で過ごせるのではないか、と思っています。
スマホを片手に。(笑)
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