あるあるです。「話し上手」な、「コミュニケーション下手」。

こんにちは。神原智己です。^_^

「どうやったら、話しが上手くなりますか? 」

 よく聞かれる、トップ3に入るお悩みです。

  私の経験で、強く思うところを 、お伝えしますね。^_^

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はじめに、話し上手の人の事を、こんな風に定義します。

・言っている内容が、整理されている。

・話しとして、まとまったストーリー展開になっている 。

・話題が豊富 

・シーン…とした、気まずくなるような間がなく話せる。

・大人数の中で、堂々としっかり話せる 。

 

どれも、素敵な要素ですよね。

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でも、人と話しをする上で、それより大切な要素が、コチラ↓

「聴いている相手が、どんな気持ちでいるのか、敏感に察知する能力」。 です。^_^

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なぜなら、

聴き手の気持ちや、感じ方がわからないと、 

自分からの一方的な話しになってしまいがち。 

自分は調子よく飛ばしていても、聴き手が

ついてきていない、という落とし穴にはまりやすいからです。 

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「話し上手な、コミュニケーション下手」 では、せっかく発した有意義な言葉たちが、スルー されてしまい無意味になってしまいます。

ですから、聴き手に気に入ってもらえる言葉、ノッてくる話の内容である必要があるわけです。

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 聴き手が喜んでくれ、かつ、流暢に堂々と話せる話し上手…… そうなると、かなりハードルが高い!

コツを、幾つか並べて理解したとして、そう簡単にできるものではないですよね。(自戒を含め、言っています^^;)

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まずクリアするべき最優先項目は、「相手の気持ちを瞬時に理解する能力」です。 

 その為に、「笑い上手」を目指してみて下さい。

は?…… 眉をひそめたあなた。 

私も同じような経験があります。 

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ラジオ番組のアシスタントを、初めて担当した時。

「 お前は喋らなくていい。笑いなさい。笑い方を研究しろ。」ディレクターに言われ、

は?…… でした。^^;

喋るのが仕事のアナウンサーになった訳だし…気の利いた言葉で返す事がアシスタントの仕事なんじゃない?そう思っていた私は、拍子抜け。

 

仕方ないので、言われた通り、お知らせや、ニュースなどの原稿読み以外のフリートークでは、 

ひたすら笑い声を発し続けました。 

 

やってみて、、、

「何これ、難しい…💧できない💧」 

素直な感想です。 

流暢に話す訓練の方が、よほどラクです。(今思えば) 

 

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というのも… 

メインパーソナリティーの方の話しの流れを、邪魔せず、しかも盛り上げるという、どんぴしゃりな、笑い声を発する事が、想定外に難しかったからです。

 例えば、ナンセンスなダジャレを言われた時、 

あなたは、どんな笑い声を発しますか?

無言で冷や汗💧 

こんな状態になりがちです。 

でも、ダジャレを発した相手は、受けてほしいのです! その人が、もし、目上の人、お客様だったとしたら…。

難しいですよね。笑。

 (私なら、『やっちゃいましたね💦』感が滲み出る笑い声を発します。)

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「笑い上手」、笑い声の達人になるには、

話し手の立場、 話の流れを理解、次の展開を予測し、その話しを引き立て、同時に、話し手の気持ちを推察する能力が必要です。 

それが身について、はじめて、「あははっ!」か、「うふふ」 を、声の大小・高低含め、選べるようになるのです。

番組アシスタント=聴き手の笑い声は…

①話し手のトークに、メリハリをつける。

②話の内容で、大事な箇所を強調し、印象づける。 

 ③話し手を、もっと喋りたい気持ちにさせる。

④リスナーさんに、楽しさを共有してもらう。 

主に、4つの役割があり、メインパーソナリティーのトークを生かすも殺すも、瞬時の笑い声にかかっているといっても、過言ではないほど重責を背負っているのです!

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 一言でいうと

「聴く力+話す力を、笑い声一つで表現している」 ‼︎

あなたも、この「優れた笑い方トレーニング」を、ぜひ、日常の会話に取り入れてみてください。

 数人で話している時、その場が楽しく、一体感を

共有できるような「笑い声」を意識して発してみるのです。 

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三カ月も経てば、「聴く力」=「傾聴力」は、かなり鍛えられているはず。

ここではじめて、「話す」トレーニングに移りましょう。

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聴く力が、備わったあなたは、「聴き手」の反応を 

意識した、聴き手に好かれる「話し手」になれるはず。 

流暢で、聴きやすい喋り方のトレーニングで、仕上げます。

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これで、「話し上手」な「コミュニケーションの達人」とは?イメージできたのではないでしょうか。

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まとめとして。 

⚫︎「話が上手くなりたい」→具体的な目的は、 

「話し上手」な「コミュニケーションの達人」になる事。 

⚫︎それを実現させるには、「聴く力」を鍛えること。 

トレーニング方法は、「笑い声」を、相づちがわりに練習する。 

⚫︎「話し上手」になるスキルを身につける。 

……一連の流れです。 

 

自分は、話し下手!と悩んでいる方。 

まずは、相づちがわりの笑い声で、会話を 

盛り上げる事が、できるようになったら、 

自信がつきますよ。

なぜなら、自分が会話の舵取りをしている、

重要人物だと気づくからです。 

その自信が、自然に、堂々と、意志を感じさせる話し方へと導き、いつのまにか、

話す事が、得意になっているでしょう。 

さぁ、いますぐ、 

ナイスな相づち=笑い声、 

いろいろ試してみませんか?^_^ 

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photo/ Y. K