KYだよね^ ^、が消えた理由

こんにちは。神原智己です。 

ひところ、会話 によく登場したフレーズ。

「あの人、KYだよね。(^ ^)」 

空気読めない、の頭文字を合わせて、KY。 

懐かしいですか?笑 

場の雰囲気が掴めず、浮いてしまう人。

本当に迷惑とされる場合から、ちょっと憎めない人という ところまで、意外と幅広い意味あいで、

たくさんの人達に使われていました。

人を批判するというよりは、「KY」という、新しい共通語を

使う事の楽しさを分かち合う・・・

コミュニケーションワードとして使われていたような気がします。 

それが、今や、使っている人、ほぼ見かけない……。 

なぜでしょうか。 

それは、KY自体が、当たり前の現象になってきている、

または、そのくらい、KY発言が深刻化している、

あるいは、KYくらいで、ちょうどいい、世直しだ!!

・・・・・・このような理由が考えられます。^^;

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 ツイッター、インスタグラム、FB・・・etc

SNSが発達してけっこう時間が経ちます。

自分の意見を言う(匿名でも)ことに、快感を覚える人も、増えたことでしょう。

それにともなって、「自分の意見は、この場にふさわしいのか」

「自分の態度は、TPOにあっているだろうか」

周りに合わせることに鈍感になりつつあるのかもしれません。

その場と違う空気を持ち込むことに違和感を覚えやすい、日本人のお国柄が(そう記憶しています)

崩れてきていると思うのです。

これが、良い・悪い、と言いたいわけではなく、「そういう傾向なんだなぁ」・・・

私は、しみじみ感じるのです。^^

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ただ・・・。

あまり発言してこなかった人たちが、急に、「私は!俺は!」となってしまえば、

無法地帯になりやすい事は、予想できますよね。

会話に、決まりや法律などありませんが、笑、

「私は!俺は!」初心者マークの人達が、欧米の国々より、はるかに多い日本。

(日本では、アメリカなどと違い、スピーチなど、発言の仕方という教育は、ほぼされていません)

「?」な発言の仕方、コミュ二ケーションの、とり方が、いろいろな場で、不都合を生んでいる事は

皆さん、きっとお気付きでしょう。

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 「発言したい!」「意見を聴いてほしい!」この事自体は、

とても良い変化だなぁ、と思います。^^

それにともなって、コミュニケーションギャップ(伝えたいことが、伝わらない)も

当然、増えてきます。

これを、ぜひ、前向きにとらえ、なぜ、「KY」になってしまったのか・・・。

これからは、「KY」を揶揄するのではなく、自分の事としても、きちんと向き合う事が

大切な時代なのだと思います。

 

14種類の梅干しを、食べ比べながら、お茶とのコラボレーションを楽しむお店・・・

行ってみたいなぁ。*^^*

写真は、度々使わせていただいている「Y.K」さん。笑

とても気配り上手な同級生です。^^