子供は、大人に席を譲るもの?

こんにちは。神原智己です。 

先日、目にしたFBの投稿です。

「 電車の中で、小学生の子供と一緒の親が、

『席があいたから、座りなさい✨』 子供を座らせて、自分は立っていた。教育がおかしい。

子供は、元気なんだし、子供は、大人に座ってもらうようにしないと…。」 

概略、このようなご意見でした。 

みなさん、どう感じましたか?(^^) 

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 私は、「子供は元気、大人・お年寄りは、疲労」

という、これまでの一般的な図式が、 今の社会において、

崩れてきているように感じます。 

特に、東京など大都市の場合、年齢だけでは、ライフスタイルや、疲労度、体調などを判断できないと、実感。  

・小・中学生…私立や塾に通う子は、長時間電車に揺られる。荷物が多い。 部活帰りは、バスケやサッカー、楽器など、大きな荷物が。

・ご年配の方…健康を考え、鍛える人も多い。 

席を譲ると断られる現実、多数。 

これらは、ほんの一例。 

今は、年齢に関係なく、ライフスタイルが 

多様化していますよね。 

そこを前提に、コミュニケーションをとることが 

大切と思います。 

付け加えるならば、 

子供に教育する時、「周りの人が、どのような状況か、 注意を払うようにしよう。沢山の荷物を持っているのか、辛そうな表情か、赤ちゃんマークが入ったキーホルダーをつけているのかetc…

その人の気持ちになって考えたら、自分が何をすべきか わかるよね、きっと。(^^)」 

ざっくり、そんな感じでしょうか。 

もちろん、小さな赤ちゃんや、お年寄りは、 

特に大切にしようね、という大前提のもとに。 

    

もし、塾帰りで、荷物も多く、遅い時間に疲弊しながら、電車に揺られている小学生がいたとして。 

大人のあなた(特にお兄さん、おじさま方)が、「大丈夫?どうぞ。(^^)」一言添えて、 席を譲ってあげたとしたら、どうでしょう。

その子は、見知らぬ自分を大切に思ってくれた 

大人に憧れまで、抱くかもしれません。 

その大人の優しさは、きっと その子に根付くはず。

「『譲る気持ち』は、自分が困っている時、譲られてみて、芽生える。ハッとする。」

できれば気持ちから、行動につなげていきたいな、そう思います。

 

photo/ Y.K  

photo/ Y.K