真実は十人十色

 

今年もあと残すところ、一日。

家をお正月仕様にして、

一息つき、世の中の出来事を、チェックしていました。

「雪で閉鎖されていた新千歳空港で、中国人観光客が騒動を・・・」というニュースを

テレビなどで見聞きした方、どういう感想を持ちましたか?

「また、そんな騒動を・・」「中国の人、わかってないなぁ・・・」的な気持ちになりませんでしたか?

それが、ここにきて、SNSなどの情報によると、

「中国人観光客が騒いでも、仕方がない。日本人の関係者たちが、酷い対応だった。」

という論調に変わってきています。

最初のテレビの報道の時

、中国人観光客の怒りの理由を、

しっかり取材せず、(していたにもかかわらず?)中国人観光客のマナーを

疑問視したくなるような報道になっていた。

というわけです。

この場で、結局どういう事だったのかどうか、あえて、推測したり検証したりはしません。

この1年を振り返ってみて、戸惑う事の一つは

最近の報道、「真実は何?」

問いただしたくなるような場合が、多くなってきたという事ではないでしょうか。

この「真実」が、やっかいで、真実は一つ!とは言い切れない。(刑事事件などをのぞいて)

その人の価値観・信条によって、真実がいくつも存在する、

なんて事もありうるのが、大きな原因の1つかと思います。(報道の在り方等、ここでは言及しません)

「真実」が灰色にみえるメガネもあれば、

「真実」がバラ色に見えるメガネもあって、

そのメガネは、ひとりひとりが、自由に選択して、かけている。

そのメガネ越しに、同じ物事をみても、

見える・感じる情景が、違ってみえるということです。

だからこそ、「真実」はいくつも存在する場合がある、という事を、大前提として知っておかなくては

ならないと思うのです。

特に、個々人がそれぞれ違うメガネをかけて、物事をみやすいジャンル、ってなんでしょう。

思い当たりますよね。

「国」「人種」「宗教」「政治」「歴史」・・・

これらのジャンルに関わる人々の行為を目にした時。

その感想は、十人十色と言えるくらい様々なのかもしれません。

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これからますます、情報が混沌とした時代になって行くでしょうし、同じ日本人でも

ライフスタイルの違い、世代間の考え方のズレ・・・

頭を悩ませる機会はたくさん訪れる事でしょう。

その時、あなたは、どう対処しますか?

とても難しい課題かと思います。

ただ、『「真実」はひとつではない』ということを、

常に頭においているだけで、気持ちは、かなりラクになるはずです。

 

ここで、人々の混乱を、一瞬にして鎮め、気持ちをひとつにしてくれた

すごい人をご覧ください。

シンディローパーです。

https://www.youtube.com/watch?v=4pVuJq49o-c&sns=em

 

すごいなぁ。。。音楽っていいなぁ。

そんなわけで?これからジャズピアノを聴きに行ってきます。

2016年、まだまだ楽しめそう~♪