メリークリスマス!
「話し方の質」を上げて、人生を楽しく豊かに生きる専門家、神原智己です。^^
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1年前のこと。リビングで紙飛行機を飛ばしながら遊んでいる息子(小3)が、
急に手を止めて、私に話しかけてきました。
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「サンタさんて、本当にいるの?」
それは、まるで難しい問題でも解くような真剣味にあふれた表情で。
突然目の当たりにすると、「これはこちらも真剣にこたえないと、失礼だな。」そんな思いがふつふつと湧いてきて、わたしは彼に話しはじめました。
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「あのさ、ヒデ君は毎年、サンタさんからプレゼントもらっているんだよね。」
「うん」
「じゃあ、プレゼントをあげているサンタさんの気持ちを考えてみようよ。」
「???」
「自分の存在を信じてもらえていない。『サンタなんていないんだ!』・・・
そういう子供にプレゼントをあげるのって・・・
もし、ひでがサンタさんだったら、どう感じると思う?」
「・・・悲しい。」
「そうだよね。自分の事を信じてくれている・・・だからサンタさんも頑張れるんじゃないかな。
信じてもいないサンタさんから、プレゼントだけもらうのって、失礼なんじゃない?」
「・・・うん、そうだね!」
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息子は、スッキリした明るい表情で、また遊びはじめました。
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私は、「サンタがいるかどうか」という話題を通して、「信じる心」を育てたかった、
伝えたかったのです。
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人はよく、自分を信じてくれている、という担保があって、はじめて相手を信頼するものです。
けれども、本当にそれでいいのでしょうか。
私は、後出しじゃんけんみたいで、あまり好きではありません。
自分から相手を信じる。
その情熱、熱意があってこそ、相手に伝わり、相手の心を強く突き動かします。
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異性への告白も同じ。
相手が自分の事を好きかどうかわからない、
それでも「好きです。」と告白するピュアな気持ちが、相手を感動させます。
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今日はクリスマス。
サンタはいるの?いないの?
あの人は私の事を好きなの?嫌いなの?
そこが知りたい人は、たくさんいることでしょう。
でも、その前に、自分はどうなのか。どうしたいのか。
その気持ちを大切にしたいと心から思います。
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「自分から相手を信じる」
勇気が必要かもしれませんが、
だからこそ、
この強く、ピュアな想いは、相手を、家族を、友人を、周囲を、社内を、社会を、世界を
幸せに変えていく力となります。
それを意識して言葉にし、伝えていきましょう!
この習慣を身に着けると、あなたはたくさんの人から信頼される人になります。
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私にとって、クリスマスとは、「自分から信じることの大切さを教えてくれる日。」
心から、メリークリスマス!