思考を変えれば、緊張せずに話せます。

こんにちは。神原智己です。^^

鈴虫の声が、心穏やかにしてくれる夜です。

秋の夜長は、気持ちよく過ごしたいものですが、

次の日の事を考えると眠れない!そんなビジネスマンの方も

少なくないのではないでしょうか。

プレゼン、スピーチ、上司への報告、クライアントへの提案・・・

「もう!何回やっても、緊張するんだよなぁ。。(涙)

人前で話すのは、ホント苦手・・・」

そんなあなた、ぜひおつきあいください。^^

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 ● なぜ、人前で(多人数であればあるほど)話すと、緊張するのでしょう。

・・・・・・・・答えは簡単です。あなたは、たくさんの人達に「評価」されるんだ、と

考え、怯えてしまうからです。

発表するからには、「なるほどな」「良いコトいうなぁ」「話、うまいなぁ」

そんな誉め言葉を期待しているのではないでしょうか。

少なくとも、「全然ダメ」とは思われたくないですよね。

● では、どうすればよいのか。

・・・・・・・・・自分は「評価されている」という思考から、離れてみてください。

 

● どうやって、「評価されている」思考から、離れるの?

・・・・・・・ 「おもてなし」「サービス精神」に、思考を変えてみましょう。

例えば、あなたは、ある会社の新入社員だとします。

目の前の30人ほどの先輩・上司の前で、新人さんとして挨拶をしなくてはなりません。

次のどちらの思考で話すか、によって緊張度が、各段に変わります。

A, 「この挨拶で、どんな新人か、第一印象がきまるんだ。

どれだけの人材か、判断される大事な挨拶だ・・・」

 

B, 「初めて会う先輩・上司。笑顔になってもらいたいなぁ。

だって、これからいろいろ教えてもらわないと仕事ができない存在。ありがたいよ。」

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AとBの違い、おわかりですね。

決定的に違うのは、「意識のベクトル」。意識が向かっている先です。

Aは、意識が自分に向かっています。(自分に向かうベクトル)

Bは、意識が相手に向かっています。(相手へのベクトル)

つまり、Bのように、外、相手に意識が向かうと、緊張しにくくなるんですね。

相手をどのようにしたいか、策を練ることに集中するので、「緊張」という感情が

入り込む余地がなくなるのです。

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身近な例でいうと・・・

あなたは、べろんべろんに酔っ払った友人と、夜遅く、帰りの電車の中にいるとしましょう。

友人のあまりの「へべれけ状態」に、周囲の人からの目が気になり、

恥ずかしい思いをするのは、容易に想像できますよね。

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意識のベクトルは、自分。(他人が自分を見る目が気になる)

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さぁ、このあと、

友人が、「気持ち悪い・・・」と言って、手を口元に持っていったとしましょう。

あなたは、慌てますよね。

早く、電車を降りて、トイレに連れて行かなくては・・・

はたまた、コンビニの袋を探すかもしれません。

この時の気持ちを想像してみてください。

先ほど抱いていた「恥ずかしい」という気持ちは、どこかにいってしまい、

「悲惨な状況にならないよう、乗客の迷惑にならないよう、なんとかしなくては!!!」

友人の介抱をどうするかで、頭の中が一杯になっているはず。

****************

意識のベクトルは、相手。 (泥酔状態をなんとかしなくては!)

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となります。

 

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あまりキレイとは言えない例でごめんなさい。

^^;

まとめると

人前で緊張せず、話すポイントは

目の前の人達に、どうなってもらいたいか、(楽しんでほしい、喜んでほしい、など)

そのためにはどうしたらよいか、策を練ることに集中することです。

受け身ではなく、能動的な意識を持つことです。

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意識のベクトルは、自分ではなく、相手。

受動ではなく、能動的な意識

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このように意識を変えて、人前で話してみると、驚くほど緊張感が少なくなっている事に

気付くはずです。

ぜひ、実践してみてくださいね。

 

ps.これでもう、手のひらに「人」という文字を書いて、ぺろんっとする面倒や

目の前の人達を「じゃがいも」や「かぼちゃ」に見立てる無茶な想像をしなくてすみますよ。笑

 目の前の人への、おもてなし精神で、

笑顔の一日を!^_^  

 

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