こんにちは。「会話の質」を上げて、人生を豊かにする専門家、神原 智己です。^_^
初対面の人と挨拶するとき、「同じですね」というフレーズ、あなたはどんな時に
使いますか?
同じ学校、同じ出身地、同じ血液型…
身分証明書や、履歴書に書く項目が、
文字通り「同じ」な場合、使いますよね?
「あなた、私と同じですね」これは、
まったく問題ありません。
むしろ積極的に使って下さい。
なぜなら、相手と「同じ」であるという共通項は、
心理学的に、相手に親近感を抱いてもらえる、 うってつけの材料だからです。
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ところが、この「私と同じですね」。
逆に相手を遠ざけてしまう場合も
あるので、気をつけて頂きたいのです。
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どんな時かといいますと…。
その人の解釈によって 、「同じ」かどうか、
判断が変わる場合です。
例えば、
ご長寿人気番組で伝説となった
「笑っていいとも」。
「テレフォンショッキング」 のコーナーで
タモリさんは、毎回違う有名人の方をゲストとして
お招きし、トークしていました。
ある時ギタリストの方がいらっしゃって、次回はそのお友達繋がりで、またまたギタリストさんがスタジオにやってきたとします。
タモリさんは、
「前回、いらっしゃったギタリストの◯◯さんと同じですね。」
とは、絶対に紹介しなかっただろう、
と私は想像します。
理由は、お気づきですよね?^_^
相手に対して、失礼だからです。
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ギタリストのお二人、という括り は間違えていませんが、芸術家は、個性や技術の違いで
ファンを獲得するお仕事です。
そういう意味で、たとえ同じジャンルの音楽だったとしても、「同じではない」し、同じであってはならないわけです。
逆に言うと、「同じギタリストというご職業でいらっしゃいますが、違い は、どんなところにあるのでしょうか?」
…目の前のゲストの個性を認め、 引き出す聞き方が、
「会話の質が上がる」インタビューという事になります。
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これは、テレビやラジオなど、番組内の事だけではありません。
日常生活でも、言える事です。
特に個性や、センス、職人的な要素をウリにしている方に対しては、気をつけて話す事が大切です。
例えば、ラーメン屋さん。
研究に研究を重ねた秘伝のダシが命!というラーメン屋さん同士が
「はじめまして。」と、名刺交換する時、
おそらくお互いのこだわりを尊重する言葉かけから
会話がはじまるはずです。
趣味の世界…ワイン談義も要注意ですよ!
ワイン好きの方は、知識や、経験、資格…皆さん千差万別です。
「趣味は、ワインです」と言われたら
「私と同じです!」ではなく、「私もワインが好きなんです。どんな銘柄がお好きなんですか?」など、相手がどれほどワインにこだわりを
持っているのか、探ってみる事をおすすめします。
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ポイントは、
初対面の時、共通点が見つかり、つい「私と同じですね」 という言葉を使いたくなったら、
「相手に対して失礼になるか、ならないか」一度冷静に考えてみるという事です。
いろいろ話を聞いて、会話が進み、
相手の方が「私と同じですね」。
この言葉を使ってくれたとしましょう。
そうなれば、
あなたの会話は大成功!
相手は、あなたを、「仲間」として受け入れてくれた証です。
新しい信頼関係がはじまる瞬間を
ぜひ、楽しんで 下さいね。^_^
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