猫から学ぶコミュニケーション

 こんにちは。神原智己です。

あなたは、公私それぞれ、自分の『立場』をいくつ持っていますか?

父母、子供、夫婦、親子、恋人、 上司部下、先輩後輩、同僚、店員⇄客…

それぞれの『立場』でいる時、あなたは、

『その立場にふさわしい所作、言葉遣い』を意識的に使っていますよね。

望ましい事なのですが、意識して行っているので、ある程度緊張感が伴い、

どうしても、ストレスがたまってきてしまいます。

その解消法の一つとして、ぜひ『何の立場でもない自分』でいられる時間を過ごして見て下さい。

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最近、顕著なストレス解消法は、『猫を飼う』。^_^

犬派より猫派が増えてきているのは、犬より猫と一緒の時間の方が、ストレス解消に

適している から、という見方があります。

コミュニケーション的視点から見ると、 

飼い主と犬との関係は、主従関係。(一般的に)

犬は従順であるがゆえに、その事に対する心の負担=ストレスを、 飼い主が感じる場合があるのは、否めないでしょう。(尽くされ、慕われる事が、嬉しい反面、重荷に感じる)

一方、猫はどうでしょうか。 

飼い主の状況に関係なく、勝手気ままに振る舞います。(一般的に) 

マイペースな猫といるのは、振り回されているようで、飼い主にとって、マイナスに思われるかもしれません。しかし、「相手(猫)に気を遣われていない=なんの立場でもないフリーな自分」でいられるという点で、ストレス解消になる訳です。

「特定の立場にいる自分」を演じる負担から解放されるとも、言えますね。^_^ 

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あらためて、日々のコミュニケーションを振り返ってみて下さい。 

実際目の前にいる人とのコミュニケーションの他に

SNS上の、人付きあいも加わります。 

今の時代は、後者の付きあいに充てる時間が、急激に増えている事でしょう。 

だからこそ、知らないうちに溜まる対人ストレス(SNSを含む )を減らす工夫が必要です。

『何者でもない自分に回帰できる環境・時間』を

ぜひ、確保してみて下さい。

・自然と触れ合う(散策を日課にする) 

・利害関係がなく、なんでも言いあえる

友人と過ごす 

・趣味に没頭する 

・スポーツで汗を流す 

・ 猫を飼う  etc…

こうして過ごす時間が、対人ストレスを減らすばかりではなく、

『何者かの立場である自分』 の時間を、心地よく過ごす事にも繋がります。

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お花見の季節。早起きして、誰もいない桜並木を 

散策。突如あらわれた猫と、戯れ…ストレス超解消!

意気揚々と「自分の立場」に戻り、心地良く周囲とコミュニケーション、

一日を過ごす事ができるはずです。^_^ 

 

 

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子供達が、小さな手を、青空いっぱいに広げているような…。